とうとう、そしていよいよ…!
※本誌ネタバレを含みます。閲覧には十分ご注意ください。
とうとう来たか…。
来ましたね。
最後の「週末の谷」が
来ましたね。
もう、本当に、本当に待ったなしと言いますか
来るよね?来ちゃうよね?と思っていたシーンが来るんだなと思うと
寂しいやら切ないやら苦しいやらで、全然思考が纏まりませんでした。
キッシーがなぜ「カカシ先生」にスポットを当てたのか、今なら痛いほど分かります。
ナルトとサスケ、そしてサクラちゃんの未来を描くためには
カカシ先生の救済は不可欠だったこと。
壮大な物語の鍵をカカシ先生に握らせた事で、世界はとてもシンプルに纏まりました。
今、大地に立っているのは第7班の4忍しかいないのです。
このステージをつくり上げるための壮大なプロジェクトだったんだな、と感じます。
一部のように誰にも邪魔をされない空間を二部で作るための。
その準備だったんだ、と今週号を改めて噛み締め噛み締め読み込みました。
サスケ。
一筋縄には行かないサスケ。
これぞサスケ。
これじゃなくちゃ!と。
でも、サスケには何度も何度も「届いた!」と思う瞬間がありました。
ナルトの思いも、
カカシ先生の思いも、
そしてサクラちゃんの想いも。
それを丸ごと「既読スルー」するんだな。と…
そんなサスケの救済は一体どうなるのか、と…。
サスケはイタチ兄さんが犠牲になった事が今だ許せないんだと思います。
どんなにイタチ兄さんが「木の葉の忍であることを誇りに思う」とサスケに伝えても
サスケにとったらそんな「誇り」はどうでもいいのかな…。
木の葉の里どころか「忍」というシステム自体に誇りなんてものを感じていないんだな、と窺えます。
そもそも自分が「うちは」で「忍」であることもどうでも良くなっちゃってるのかな?とも
(サスケお得意の「うちはを舐めるな」というセリフも全くお目にかからなくなってしまいました)
サスケの言う「闇を抱えぬ里」
と言うのは、ナルトのいう「仲間」の繋がりを作ることで「闇」を任される人間がまた出来てしまう、と危惧しているのかもしれません。
そもそも「仲間との繋がり」というものになんの価値も見いだせて無いのかもしれません。
自分が思うような方向に進む為に「利用できるものはして、そうじゃなくなったら消す」
今のサスケを見ているとそんな独裁的な香りがぷんっぷんします。
そんなサスケが大好きだけども!
唯一、サスケはイタチ兄さんの「弟」であったこと。ここが今までの転生者と違った思考を持たせてくれるんじゃないかな?と
思っています。
「兄」側の転生者を持つ「弟」を経験したサスケ。
弟の気持ちも分かっている事。これが生きなくてどうするの!とも思うのです。
なんとなくイメージがDEATH NOTEの夜神月と重なりまして、
サスケの革命とやらの内容を深く掘り下げて知りたいとさえ思ってしまいます。
サスケにはサスケなりの正義があり、理想がある。
それを知らないのにサスケを叩くことは私には出来ません。
どんなに酷い革命を企てていたとしても、そこにたどり着いてしまったサスケの「悟り」があったはずだなと
そう思うのです。
めちゃくちゃサスケを擁護したブログになっちまったよな~と思っているのですが、
きっとそれはこの戦いで(イタチ兄さんの思想を受け取った)ナルトが何とかしてくれるからだと分かっているのは勿論なんですが、
サクラちゃんがね、サクラちゃんが正直とってもとってもとっても!!!
気になっています。
「あの時」
サクラちゃんはナルトとサスケのそばにも行けなかったんですよ…。
でも今はそこに居る。
サクラちゃんの恋愛の答えも出るんだなって…。
私NARUTOという作品大好きですけどやっぱりスポットはサスケへの恋心だったんだよな~と思い知りました。
こういう歪んだ読者で大変情けなく思うんですけど、でもNARUTOの物語の中でサクラちゃんの恋ってすごく重きを置く場所だったと思うんです。
なのでんもうそんなダメダメ読者でいいやってスタンスでいますNARUTOすきだよ…
そんな思いを重ねながら
二人の戦いをどう見るのかが気になってしょうがないここ数日間でございました。
次週休載とか…!
ホントホント…キッシーは生粋のSだと確信ですよね。
29日まで悶々と悩み続けようと思います。
拍手沢山ありがとうございました~!